当社が製造する画像測定機は、業界によって様々な呼び方をされています。2D画像測定機、2.5D画像測定機、非接触3D画像測定システムなど、呼び方は様々ですが、呼び方が何であれ、その機能と価値は変わりません。この間、当社がコンタクトしたお客様の多くは、プラスチック電子製品の試験を依頼されています。これが、今年上半期のエレクトロニクス業界の状況が好調な理由かもしれません。
通常、画像測定機でプラスチック製品を測定する場合、製品の平面寸法を測定するだけで済みます。立体寸法の測定を依頼されるお客様はほとんどありません。一方、透明射出成形製品の外観寸法を測定する場合は、機械のZ軸にレーザー装置を設置する必要があります。携帯電話のレンズ、タブレットの電子データボードなど、このような製品は数多くあります。一般的なプラスチック部品であれば、測定機に載せることで各位置の寸法を測定できます。ここで、測定機のストロークの概念についてお客様にご説明いたします。測定機には測定範囲があり、その最大測定範囲をストロークと呼びます。2D画像測定機のストロークは、製品によってストロークが異なります。一般的には、30~20、40~30、50~40、60~50などがあります。お客様が測定機の測定ストロークを選択する際は、製品が測定範囲を超えて測定できないことがないように、最大のプラスチック部品のサイズに合わせて選択する必要があります。
不規則な形状のプラスチック部品の場合、プラットフォーム上に置いても測定できない場合は、ワークピース用の固定具を作成できます。
投稿日時: 2022年4月13日
